【鹿児島ひとり旅①】鹿児島空港から連絡バスで桜島フェリーターミナルへ

先月は、鹿児島県へ3泊4日でひとり旅に行ってきました。


初めての鹿児島県。東京は11月に入ってから肌寒い日が多かったのですが、南国だからなんとなく暖かいのかな~?というイメージを持っていました。


今回の旅の目的は、日本最古の木造駅舎・嘉例川駅を訪問。

天文館付近に宿泊して市内の史跡を探索。知覧特攻平和会館へ行き、最後は妙見温泉に1泊。

 

ちょっと欲張りすぎかな?と思ったのですが、案の定しょっぱなからハプニングありの珍道中でした(^^;)

 

 

JAL645便で羽田空港から鹿児島空港へ

搭乗率100%、いざ鹿児島へ

旅の始まりは浜松町から。モノレールで羽田空港へ向かいます。


行きの飛行機は羽田空港10:00発のJAL645便。空港には余裕を持って到着するのが、こばとん流です。

 


9:00頃に第2ターミナルへ到着。全国旅行支援が始まったこともあって、そこそこの混雑でした。


出発まではまだまだ時間があるので、空港でのんびり過ごします。

 


保安検査をすませ、ベンチでお菓子を食べていたら「機材到着遅れのため、出発が15分遅れます」とのアナウンスが。


そう、この日は本州中央に低気圧が覆っていて、全国的に飛行機の遅れが続発していたのです。

 

ちなみに、同じ頃出発予定だった北九州行きの飛行機では「低気圧のため、途中大きな揺れが予想されます」との、不吉なアナウンスが(-_-;)

 

 

10:00頃、ようやく搭乗手続きが開始。揺れないでくれ~と思いつつ、機上の人へ。


この日の搭乗率はほぼ100%でした。恐るべし、全国旅行支援。

 

やや遅れて10:20頃に離陸。

 

この日は、本来なら11:55に鹿児島空港へ着陸。12:17の妙見路線バスで嘉例川駅へ行き、肥薩線でのんびり鹿児島中央駅へ向かう予定が、早くも暗礁に・・・(-_-;)

 

謎アナウンスと共に鹿児島空港へ着陸


ちょうど鹿児島上空に低気圧の切れ目があったらしく、着陸へ向け降下を始めた直後に激しい揺れが!!ヒィィィ・・・。


・・・しかし、幸いにも数分で収まり、無事に鹿児島空港へ着陸。CAさんの「ただいま、那覇空港へ着陸しました」というアナウンスを聞いて、ほっと一息・・・。


....ん?那覇空港???

 

全乗客に「???」マークが浮かぶ中、やや半笑いで「失礼いたしました、ただ今鹿児島空港へ着陸いたしました」の訂正アナウンス。


よかった~(笑)。思わず周りの乗客からも温かい笑い声。こんな事って、あるんですね~(^^;)

 

 

 

鹿児島空港から、空港連絡バスで鹿児島市内へ

遅延の影響で、妙見路線バスに間に合わず…

鹿児島空港に着陸した時点で、時刻は12:10。

 

この後7分で飛行機を降り、バス乗り場にいける訳もないので、急遽嘉例川行きのプランを変更。


空港を出てすぐにバスターミナルがあります。

 

妙見路線バスが数分前に出発済みであるのを寂しく確認し、12:30発の鹿児島市内行きの鹿児島空港連絡バスへ乗車。運賃は一律1,400円

 


乗車後まもなく高速道路へ入り、車窓からはのどかな風景が続きます。

 


車内で今日の観光プランを検討した結果、桜島へ向かうことにしました。気軽にプラン変更ができるのも、ひとり旅の醍醐味です(^^)


バスの乗車率は20%ほどで、ガラガラです。揺れもなく、のんびりと快適なバス旅。

 


桜島フェリーターミナルの最寄バス停である県庁前停まで、約45分。あっという間です。


市電の路線には芝生が敷き詰められていて、道路とのコントラストが綺麗でした。

 


フェリー乗り場へ向かう途中の大通りには、綺麗に手入れされている花がたくさん植えてありました。


個人的に、花を大切にする街にハズレはないと思っているので(なんだそりゃ笑)早くもテンションあがります♪

 


道すがらには、「宅地内降灰指定置場」が。

 

噂には聞いていましたが、鹿児島市の人にとって、降灰は日常のようです。大変だろうなぁ・・・。

 


ちなみに低気圧通過直後とだけ合って、11月なのにかなり蒸し暑かったです。半袖シャツ1枚の男性もいました(^^;)


南国だな~!!

 

 

 

日本郵便の父・前島密


バス停から歩いて10分ほどで桜島フェリーターミナルです。海の向こうには、桜島!!


ううん、ちょっと雲が多くて、頂上までは見えませんね(^^;)


ちなみに、ターミナル近くの交差点では、なにやら見覚えのある人が・・・。

 


あ!!昔、切手で見た人だ!!(今の子供は分からないだろうな・・・笑)

 


前島密。日本郵便の父と称される人で、新潟県上越市に生まれ、30歳の時に英語教授として薩摩藩へ招かれる。


若き薩摩の志士たちに、西洋文化を教えたお父さんのような人物だそうです。

 

こんなところにも、明治維新の原動力になった人物がいたとは。

 


フェリーターミナルへは、大通りの反対側からでも歩道橋でダイレクトにアクセスできます。

 

エスカレーターもあるので、荷物があっても安心です。

 

 

 

桜島フェリーターミナルから、「桜島丸」で15分の船旅

 

ついさっき船が出てしまったらしく、ターミナル内はガラガラ。

 

しかし、フェリーは約20分置きに出ているので(!!)、次のフェリーをのんびり待ちます。

 


運賃は桜島側での後払い。交通系ICカードも使えます。


ガイドブックを入手して、いざ乗船!!

 

フェリーは何隻か運行されていますが、今回乗り込んだのは「桜島丸」でした。桜島までは約15分。あっという間の船旅です。

 


出航の少し前に乗船。タラップを渡って、船内へ。


船内は広々。客室は3階建てになっていて、デッキにも自由に出られます。

 

座席もご覧のようにガラガラで、好きな席へ自由に座れました。

 

 

フェリー名物・やぶ金そば

船内には「やぶ金」という、有名なそば・うどん屋さんがあります。


事前にGoogleマップで調べたら高評価だったので、楽しみにしていました。暖簾の向こうからは、美味しそうな出汁の香りが。

 


乗船時間が短いこともあって、すでに暖簾の中に5人ほど列んでいました。

 

待つこと2,3分、私が頼んだのはゴボウ天うどん。350円。


お兄さんが手際よく作ってくれます。注文から受け取りまで、おおよそ1分。これぞ熟年の技!?

 


うん、出汁のやさしい味が、美味しい!!


この日は羽田空港でお菓子を食べただけだったので、あっという間に完食。

 

いつの間にか船は動き出していて、錦江湾をのんびり桜島へ。

 


まだまだ雲が多くて、頂上までは見れません(x_x)


だけど、天気にも恵まれて念願の桜島上陸もまもなく。

 

続きはまた次回~!!

 

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