【鹿児島ひとり旅②】桜島フェリーで桜島港へ。港周辺を徒歩で散策

さて、正午すぎに鹿児島空港へ到着しました。

 

低気圧による飛行機の遅延のため、妙見温泉に行く予定を変更して桜島へ向かいます。


島までは、桜島フェリーの「桜島丸」で15分。港からすぐの月讀神社と、桜島海軍基地跡などを散策しました。

 

歩いて巡る桜島散策記です♪

 


↓【前回記事はこちら】↓

 

フェリー「桜島丸」で桜島へ出航

 

桜島へ渡るフェリーは、約20分毎に運航しています。

 

開放感抜群のデッキには、ベンチがたくさん用意されていました。

 

 

この日の鹿児島市内は低気圧通過後で蒸し暑かったのですが、デッキの上は海風が当たるので、むしろ少し肌寒かったです(^^;)


船内で、桜島観光プランを考えます。

 

本当はバスで展望台に行ったりしたかったのですが、夕方にはホテルにチェックインしたかったので、今回は断念。徒歩で港周辺を散策することにします。


パンフレットと睨めっこしていたら、鹿児島港に戻るフェリーとすれ違いました。

 


事前には知らなかったのですが、桜島港を少し北に歩くと、旧日本軍の「桜島海軍基地跡」があるそうです。

 

観光地というわけでもないのですが、今回の旅のテーマは、明治維新をはじめとした「日本の史跡めぐり」


せっかくなので、旅程に追加(^^)/

 


桜島港に入ってきました!!桟橋ではのんびり魚釣りをしている人がいます。何か釣れるのかな~?

 

フェリーから見える桜島海軍基地跡

さりげなく、岸壁を見ると、・・・ん?

 


これ、「桜島海軍基地跡」じゃね・・・?


港から徒歩でいける距離だな~とは思っていましたが、船上から望見できるとは思ってもいませんでした(^^;)笑


桜島港に入港すると、隣には「第二桜島丸」が。

 


連絡通路を通って、出口へと向かいます。乗船中は「空いてるな~」と思っていましたが、こうやってみると結構な人が乗っています。

 


運賃は後払い。大人片道200円で、交通系ICも使えるので観光客にも便利です。


係員のおじさんに「PASMOで」と言うと、「ぱすも・・・交通系?」と言われ、「ん?(・_・ )」とキョトン。


そういえば、PASMOは東京メトロ発祥のICカードでしたね・・・(^^;)

 


この看板の前で、足を止めて撮影している人がたくさんいました(笑)。


さて、いよいよ桜島を散策です!!

 

 

桜島港から徒歩1分の月讀神社へ参拝

 

桜島港を出てすぐに、月讀(つきよみ)神社があります。


境内までは少し階段を上ります。同じフェリーで来島したと思われる、参拝客もちらほら。

 


御祭神は月読命(つくよみのみこと)。伊勢神宮に祭られている天照大御神の弟神です。


ご利益は交通安全と縁結び。この神社は元々、別の場所にあったのですが、大正3年の桜島大噴火で埋没し、昭和15年になってからこの地に遷座してきたそうです。

 

錦江湾と鹿児島市内を一望できる展望台


空は明るかったのですが、境内に入った辺りから雨がぽつぽつ降ってきました。


狐の嫁入りです。近くにいたカップルが、「神社の雨は歓迎の証だから、縁起が良い」と話していました。


なんだか嬉しくなりながら、いざ参拝!(笑)

 


ちょうどご祈祷が終わったらしく、本殿から神主さんが出てくるところでした。旅の安全をお祈りします。


本殿の向かいには、なにやら階段が。これを上ると、展望所があるようです。

 


少し勾配のきつい階段を上ると、展望所に到着。桜島港から対岸の鹿児島市街までが一望に。


来るときに乗った桜島フェリーも見えました。雲が多いですが、これで晴れたらもっといい眺めだろうな~。

 


やや雨脚が強くなってきたので、駆け足で境内を散策。


八大竜王と書かれた祠がありました。ご供物も多く、地元の人に愛されているようです。


写真左の石が、龍のような形をしていて気になりました。

 

特に説明書きもなかったのですが、自然の産物なのか、人工物なのか・・・。

 


たくさんのお酒が奉納されているので、地元の人から愛されているようですね。


さて、この後は先ほどパンフレットで見た桜島海軍基地跡へと向かいます。

 

 

桜島港から徒歩10分、旧日本軍の桜島海軍基地跡

 

桜島海軍基地跡へは、桜島港を出て左方向へ。道路沿いに徒歩10分ほどです。

 

途中から歩道が狭い場所があるので、気をつけながら向かいます。

 


「桜島海軍基地跡」・・・「第五特攻戦隊」司令部で、総延長650m。

 

戦争も終盤、来るべき本土決戦に備えて手掘りによって作られた壕が、網の目上に張り巡らされています。


斜面に壕の入り口があり、現在でも数箇所が残っています。

 


先ほどフェリーから見えた所です。アーチの中には、蜘蛛の巣が張っているのでご注意(^^;)笑


壕の近くには通信基地もあり、佐世保鎮守府や南九州一帯の突撃隊と連絡を取っていました。


決して観光地というわけではなく、私以外に訪れている人はいませんでした。


周囲には草木が荒れ放題に生い茂っていて、意識しなければ素通りしてしまいそうです。

 


壕の入り口は鉄柵で厳重に封鎖してあり、近づくと驚くほど冷たい風が吹き付けてきます。


ちょっと怖かったのですが、すばやく写真撮影。

 


うーん。今思えば、フラッシュ焚けばよかったですね・・・(^^;)


1941年12月8日に真珠湾を攻撃した航空隊は、この桜島をオアフ島に見立てて錦江湾で猛訓練を積んでいました。

 


戦争末期にはたくさんの特攻隊が出撃した鹿児島。

 

もしも本土決戦になっていたら、この基地からもたくさんの特攻部隊が出撃したかと思うと、改めて平和の尊さを考えさせられます。

 

ちなみに、この基地で通信兵をしていた作家・梅崎春生はこの地で終戦を迎え、このときの体験を元に書かれたのが戦争文学の名作「桜島」です。

 

 

気がついたら雨も上がっていました。来た道を戻って、桜島溶岩なぎさ公園へ向かいます。

 

 

桜島溶岩なぎさ公園で、足湯につかる

一旦フェリーターミナル方面へ。そのまま真っ直ぐ歩くと、15分ほどで桜島ビジターセンターです。


途中の交差点には、溶岩が敷き詰められていました。

 


さて、お目当てはビジターセンターの裏にある足湯

 

桜島は活火山なので、島内の何箇所かに天然の温泉が湧いているのです。

 


この辺り一体は国立公園になっています。

 

のんびり散策しても良かったのですが、時刻は夕方。寝不足もあって(笑)早めにホテルに行くために、次のフェリーで市内へ戻ることにします。

 


足湯に到着しました!足湯スペースはこの写真の5倍くらいあったので、混んでいて入れない、ということはまずないでしょう。


さっそく手を入れてみると、心地よい温かさ(^^)

 


いい感じのにごり湯。

 

お客さんは観光客数人に、地元のお婆ちゃんが1人。途中から関西弁を喋る修学旅行生がたくさんきて、にぎやかに。


足湯からは錦江湾が一望できます。潮風も心地よく、最高のロケーション。

 


波打ち際にも、たくさんの溶岩が。

 


空を見たら、たくさんの鳶が飛んでいました。上空は風が強いらしく、凧のように空中に静止してみえる鳶も。

 

すかさずパシャリ。

 


うーん、動きのあるものを撮るのは難しい(笑)


時計を見ると、15分後にフェリーが出発。名残惜しさを感じつつ、フェリーターミナルへ戻ります。

 


さて、帰りも15分の船旅です。行きは空いていましたが、この時間帯はそこそこの乗船率。


次回は鹿児島市内。明るいうちに回れるだけ史跡を巡ります!

 

 

お読みいただき、ありがとうございました~!!(^^)/